あらゆる植物性栄養素を大量に兼ね備えているモロヘイヤ

あらゆる植物性栄養素を大量に兼ね備えているモロヘイヤ

夏が近付き、いよいよ旬の野菜となるモロヘイヤ。
いつでも食卓に出ているような野菜では無いけれど、実はその栄養素はトップクラス。

 

原産地はエジプトまたはインドで、アラビア語で「王様のもの」という意味があるほど、あらゆる植物性栄養素を大量に兼ね備えています。
まずは、モロヘイヤ特有のネバネバに含まれている「ムチン」という成分です。

 

ムチンは胃の壁を保護し、消化不良などを防ぎ、正常な食欲を維持させてくれます。

 

また、たんぱく質分解酵素を持つため、たんぱく質が効率よく消化吸収されたり、疲労回復にも効果があります。山芋やオクラ、納豆など、ネバネバする食べ物には大体このムチンという栄養素が入っているのです。ついつい食欲が無くなりがちな夏バテ予防にも最適ですね。

 

次に、野菜の中でもトップレベルの含有量、β-カロテン(ベータカロテン)です。その量はほうれん草の5?6倍、ブロッコリーの19倍ほどあると言われています。抗酸化作用や、免疫力アップの効果があり、髪や肌を美しく保ってくれるアンチエイジングも期待できます。また、免疫機能の強化によってがん予防にもなると言われています。身体の内側からも若さを保っていたいですよね。

 

続いて、カルシウムです。野菜の中にカルシウム?と思いがちですが、パセリやかぶなど実はカルシウムを含んだ野菜はかなり多くあります。そんな中でも、これまたトップの含有量のモロヘイヤ。カルシウムが不足すると、骨粗しょう症になりやすく、高血圧を引き起こす原因に繋がることもあります。

 

さらにカルシウムの吸収を助けるビタミンD(魚介やレバーなど)を一緒に摂ることで、その効果はぐんと上がります。また、カルシウムをしっかり摂ることでイライラやストレス解消にも効果があると言われています。

 

モロヘイヤは、なかなかレシピが思いつかないという人が多いかもしれませんが、グリーンスムージーにしたり、刻んでパスタやスープにしたり、意外と料理にも使いやすい食材です。
その王様の栄養素をしっかりと取り入れて、これから来るであろうジリジリと暑い夏を乗り越えたいですよね。